関係代名詞の制限用法と非制限用法

関係代名詞には制限用法と非制限用があり、下記のような違いがあります。

制限用法

I have a cottage which is located in Hakone.
私は箱根に別荘を持っている。

この文章では “which is located in Hakone” が “cottage” を限定しており、「箱根にある別荘」と別荘を限定・特定してます。この人は他の場所に別の別荘を持っている可能性がありますが、熱海にある別荘ではなく、箱根にある別荘に限定して話をしているわけです。

非制限用法

I have a cottage, which is located in Hakone.
私は別荘を持っていて、それは箱根にある。

それではこの文章はいかがでしょうか。一見すると同じ文章に見えますが、which の前にカンマがあります。カンマがある場合、which 以降は補足説明となります。

I have a cottage. The cottage is located in Hakone.
私は別荘を1つ持っている。その別荘は箱根にある

この人は別荘は1つしか持っていません。そしてそれは箱根にあるのです。

非制限用法の場合は which のかわりに that を使うことはできないので注意してください。

I have a cottage which is located in Hakone.
I have a cottage which is located in Hakone.
I have a cottage, which is located in Hakone.
I have a cottage, that is located in Hakone.

以上。

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